富桑まちづくり協議会

2007年(平成19年)に鳥取市では、「自治基本条例」を制定し、「地区公民館の活用策とこれからのあり方」について公民館と隣保館(現・鳥取市西人権福祉センター)において住民説明会を行いました。
鳥取市は、2008年(平成20年)を「協働のまちづくり元年」と位置づけ、コミュニティ支援チームを配置、公民館は協働推進課コミュニティ支援室の管下となり、まちづくり推進員の辞令も付与されました。
当地区においては、2008年(平成20年)に4月より「富桑地区まちづくり協議会(仮称)設立準備会」をたちあげ、2009年(平成21年)3月に「富桑まちづくり協議会」が設立されました。


富桑地区自治会

1960年(昭和35年)にはじまり、初代会長近藤松寿氏は、狐川の改修を第一に、2代目中村嘉光氏は地域改善事業に、続く歴代会長が地域の課題解決に尽力いただき、今日の発展に至っています。
富桑地区自治会は、すべての人間が人として尊重され、すべての人間が人間らしく生きる街づくりを目指しています。
これからも一層充実した地域づくりができるよう「交流・共感・共生」のまち、人権と福祉のまち、安全で安心のまちを行政と住民の協働により推進していきます。


富桑地区体育会

富桑小学校PTA会長であった故・今村時男元県議会議員を中心に、1970年(昭和45年)、地域の方の熱意で結成され、富桑地区住民の健康の増進と親睦を図ってきました。
この間、1997年(平成9年)3月には、長年要望し続けてきた「富桑地区体育館」が鳥取市初となる屋根付き相撲場とともに完成。体育館では毎日のように各種スポーツに活用されている他、地域の伝統行事として毎年、富桑小学校の相撲大会などでにぎわっています。
また市民体育祭への参加も長年続け、2001年(平成13年)に念願の総合優勝を成し遂げることができました。


富桑地区健康づくり推進員協議会

「鳥取市民健康づくり地区推進員設置要綱」に、推進員の職務として次の4点を掲げられています。

  • 市民の健康づくり思想の普及に関すること。
  • 行政機関が行う保健衛生事業の実施に関すること。
  • 市民の健康づくりに関すること。
  • その他、健康づくりにかんすること。

これらを受けて、健康づくり推進員協議会では、会の目的を「地区の健康づくりを促進するため、会員相互の連携を図るとともに、研修を通じて健康で明るい町づくりに寄与すること」としています。


富桑地区民生・主任児童委員協議会

1952年(昭和27年)7月に「民生児童委員法」が公布され、当地区は1953年(昭和28年)に6名の委員で構成され、生活保護・児童福祉・身体障害者福祉などで救済福祉活動をしてきました。
昭和40年代にはいり、「しあわせを高める運動」で心の相談へと変わり、昭和50年代では、地域福祉・在宅福祉へと移行していきました。昭和の後半から平成にかけ、子どもから高齢者と幅広く「地域で育てる・見守る」という具合に隣人同士の社会福祉へと変わり、現在では災害等のこともあり「広げよう 地域に根ざした 思いやり」、11名(内2名は主任児童委員)が活動しています。


富桑地区社会福祉協議会

1962年(昭和37年)に「富桑地区社会福祉協議会」が結成されたが、民生委員と協力し地域福祉事業に取り組んでいました。
平成になり、社会福祉のニーズが強まり、それらを推進していける「福祉基盤」をつくろうと、1991年(平成3年)1月、「富桑地区社会福祉協議会再建委員会」を発足。同年4月、各町内会から役員を選出した「富桑地区社会福祉協議会」を再発足しました。
2000年(平成12年)、介護保険制度が導入され、当地区では住民参加の地域密着型福祉サービスを推進し、先進的な地域福祉に取り組んでいます。


富桑地区老人クラブ連合会

人間は、誰でも年老いていきます。だから、一度しかない人生を楽しく明るく暮らすため、「健康と生きがいづくり」を目的に、1975年(昭和50年)4月1日発足されました。
これからの老人クラブ連合会は、「ゆとり」・「うるおい」・「やすらぎ」に満ちた心豊かな地域づくりを目指し、各世代との交流・共生などを図り、創造と連携を推進していきます。


富桑地区同和教育推進協議会

1973年(昭和48年)、「民主的社会の建設と明るい地区づくりをめざすための同和教育の推進をはかる」ことを目的として、鳥取市52地区同推協の中で、16番目に設立されました。市街地ブロック(醇風・修立・日進・明徳・富桑)所属。
事業目的は以下の4点です。

  • 部落の実態と歴史の研究
  • 同和教育の方法と実践の研究ならびに調査
  • 地域住民に対する啓発指導
  • 鳥取市西人権福祉センターをはじめとする関係機関ならびに各種団体との連絡協調

鳥取交通安全協会 富桑支部

1968年(昭和43年)、富桑地区では西品治と田島で最初に結成され、その後、各町内会が支部を結成、支部独自の活動を行なってきました。
1995年(平成6年)、各支部を合併し、「富桑支部」と名称を変更し、それまでの支部は富桑支部分会として、交通安全活動を実施しています。
富桑支部は、広報車1台を保有し、広報活動を行なったり、広く交通安全の呼びかけ、事故のない富桑地区を目標に活動しています。
また、小学校登下校時には、通学路の要所に各分会役員が立哨し、交通安全指導を実施しています。


富桑地区青少年育成協議会

1998年(平成10年)、各種団体役員を中心に設立。「地域で子どもを育てる」をスローガンにあいさつ運動を主体に活動をはじめました。
少子化の影響による「富桑地区子ども会連合会」活動の休止を受け、おとなと子どもの交流をはかる活動に力を入れてきました。2000年(平成14年)、組織のスリム化を進め、若い世代の力を注入し、活性化と地域との連携の強化を目指しています。
2004年(平成16年)頃から不審者問題が浮上し、「地域で子どもを育てる」から「地域で子どもを守る」が最重要課題となり、「富桑こどもみまもり隊」の結成など、いろいろな活動を展開しています。


富桑小学校愛育会

1948年(昭和23年)に沢田一美初代会長のもと、1951年(昭和26年)に会則を定め、本格的な活動を開始しました。日本PTA全国協議会が結成されたのが、1952年(昭和27年)10月なので、それ以前から活動を行なっていたことになります。
いつの時代も親が子をおもう気持ちはかわりません。半世紀にわたり、諸先輩方から受け継がれてきた「のびのびと自分らしく生きてほしい」という富桑の子どもたちへの熱いおもいを大切にし、活発な取り組みを続けています。